2006-01-01から1年間の記事一覧

Nmap

ポート開放の確認用ポートスキャンコマンド。 TCPのフルポートスキャンを行うには nmap -P0 -p 1-65535 -sT hostname UDPのスキャンは nmap -P0 -p 1-65535 -sU hostname オプションとかについての詳しい説明は@ITのファイアウォールの設定・動作チェック方…

Personal Semantic Search Agent

ここのところずっと考えてきたSemantic Web上で実現させたいことについて。 要するにPersonal Search Agentを作りたい。"Wisdom of Crowds"という考え方をマルチエージェント環境に応用し、自分が欲しい情報を探してきてくれるパーソナライズされたサーチエ…

Tomcat 5.5 on Fedora Core 5

J2SE 5.0の設定が終わったので今度はTomcatの準備開始。 まずは自分のマシンにtomcatがインストールされているかを確認。 # yum list installed | grep tomcat とすればtomcatにマッチするyumでインストール済みのリストが出てくる。バージョンも確認可。 以…

J2SE 5.0 on Fedora Core 5

自宅のLinuxサーバ機にJava Servletの実行環境を整え始めた。 Javaの環境設定でいきなり苦労したからちょっとメモっておこう。 Fedora Core 5にはもともGIJ(GNU Interpreter for Java)とかゆーオープンソースっぽいJavaが入ってて、Sunが出してる最新版を入…

Digital Signal Processor

かなり久しぶりの更新。ここしばらく研究で手一杯だったためちっとも更新できなかったが、研究会での発表も無事終わり一段落したので、久しぶりに更新する気になった。せっかくなので、研究で使っているDigital Signal Processor (DSP)というものについて書…

IBM Student Live 2006

昨日、IBM Student Live 2006に行ってきた。 場所は南北線の六本木一丁目駅のすぐ近くのラフォーレミュージアム六本木。 周辺には億ションっぽいのがいくつも建っていた。 プログラムの方は Web2.0に欠けているもの ―ビジネス成功に向けたテクノロジーと人間…

フォント

LaTeX2eではフォントには次の5要素がある。 encoding 文字への番号の振り方。現在ではT1エンコーディングが一般的。\fontencoding{T1}\selectfontのように切り替える。 family いわゆるフォント。通常、{\rmfamily …} または \textrm{…} で切り替える。欧文…

ページ番号の消し方

プリアンブルで、\pagestyle{empty}と指定。以下を参照。 LaTeX: Sections, Divisions, and Page Numbering

梅田望夫、平野 啓一郎 「ウェブ人間論」

「ウェブ進化論」で有名な梅田望夫さんの本が出たので読んでみた。「シリコンバレー精神」もけっこう面白かったので期待していたが、今回のは正直イマイチな印象。対談を纏めたものだからかもしれないが、全体的に深みが無かった。内容的にも、ブログがウェ…

ランドール ストロス 「スティーブ・ジョブズの道」

個人的にけっこう好きなSteve Jobsについて書かれている本を知り合いからもらったので読んでみたものの、かなりけちょんけちょんに言われてて中々読む気がおきずしばらく放置していたが、なんとか最後まで読み終わった。本書では主にNext時代の失敗をいびら…

前橋和弥 「C言語 ポインタ完全制覇」

C言語がちゃんと分かる本を探していて、個人的に好みの技術評論社らしいデザインと内容をしっかり書いてありそうなタイトルに引かれて買った本。タイトルにあるようにポインタについては特にしっかり書かれている。ポインタ以外にもメモリ構造等について知っ…

Tim Berners-Lee 「Weaving the Web : The Original Design and Ultimate Destiny of the World Wide Web by its Inventor」

本書には、World Wide Webを創り現在はMITでW3Cのディレクターを務めているTim Berners-Lee氏がWorld Wide Webのオリジナルの設計や、World Wide Webをどのように進化させ、どのような仕組みにしたいと考えているか、などが本人によって記されている。World …

正高信男 「ケータイを持ったサル―「人間らしさ」の崩壊」

本書の主張によると、最近の日本の若者はサル化しているらしい。京都大学の霊長類研究所でサルの行動を専門に研究している教授が真面目に主張している。電車の中で化粧をしたり、ケータイで話したり、メールをしたり、靴のかかとを踏んで歩いたり、ルーズソ…

近藤淳也 「へんな会社のつくり方」

前から興味があった、はてなの社長の近藤さんの本が知り合いのblogで紹介されていたので読んでみた。はてなが面白い会社だなと思ったのは、1)エンジニアの会社である、2)新しくて面白いことをやろうとしている、2)世界を変えようとしている気がする、などな…

梅田望夫 「シリコンバレー精神 -グーグルを生むビジネス風土」

本書では、「ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる」で有名な梅田望夫氏が1996年秋から2001年夏にかけてのシリコンバレーを自身の経験に基づいて描いている。梅田望夫氏は本書の中で、シリコンバレーを「天才たちが富を創り出す天気のいい田舎町」と表…

木村剛 「和魂米才の発想法―日本流でも米国流でもない企業経営」

今までも木村剛氏の著書は何冊も読んでいて、資本主義におけるお金というものの存在や金利の役割、株式会社とは何なのか、その中で会計システムが担う役割など色々と学ぶべきことが多かったので、最近出版された本書を読んでみた。本書では、タイトルにある…

ジェリー・カプラン 「シリコンバレー・アドベンチャー―ペン・コンピュータに賭けたぼくたちの会社創造ゲーム」

PDAの元となったとも思えるペン入力技術を開発し、GOという会社を起業した経営者が記した本。技術がいくらすばらしくても成功するとは限らないのはシリコンバレーも同じだと知った。マイクロソフト、IBM、AT&Tなどの大企業に振り回され結局プロジェクトを別…

板倉雄一郎 「社長失格―ぼくの会社がつぶれた理由」

10年ほど前に話題になっていたらしいハイパーネットという会社の元社長が記した本。著者の板倉雄一郎氏は現在では主に金融コンサルタントのような仕事をしていてチョコチョコテレビでも見かける。この本を買ったきっかけは以前から著者のテレビでの発言に興…

木村剛、三原淳雄 「騙されない社会人のための株入門―チャート分析に頼らない投資の常識」

本書はよく本屋さんで見かける「10日で設ける〜」、「デイトレードで簡単〜億円」のような本とは異なり、株を買うということの本当の意味や投資とはどういうことなのかといった日本では常識となっていない投資の基本について繰り返し説明されている。世間で…

猪瀬直樹 「道路の決着」

「道路の権力」に次ぐ道路公団改革のノンフィクションストーリー。マスコミでは報じられることの無い真実や、民営化推進委員会内の人間関係がリアルに描かれている。実際に改革を行ったり、物事を動かす人の話を聞くといつも思うが、評論家のようにただ口を…

池嶋俊 「入門 Skypeの仕組み~無料IP電話を支えるピアツーピア技術」

Winnyでも使われているP2P技術のアプリケーションとして有名なSkypeの仕組みについての解説書。実際は仕組みだけでなくSkype全般についても色々と書かれている。まぁ要するにSkypeネットワークはEthernetと同じような仕組みであることが分かった。本書で記さ…

金子勇 「Winnyの技術」

Winny開発者の金子勇氏自身が記したWinnyの技術解説書。本書の出版は一応アスキーとなっているが、pdf版がWinnyネットワーク上に流れているという個性的な配布形態が特徴。内容はP2P技術自体の歴史や技術的説明から始まり、Winnyネットワークの仕組み、匿名…

小泉修 「図解でわかるPCアーキテクチャのすべて」

これを一冊読むとPCのアーキテクチャがしっかり分かるぐらいしっかり書かれていた。前半は基本的な内容が多かったが、全体的にはタイトルからのイメージとは異なり隅々まで詳しく説明されていた。これまでPCアーキテクチャについての書籍をじっくり読んだこ…

山田宏尚 「図解雑学 CPUの働きと高速化のしくみ」

知り合いから借りた本なのでとりあえず読んでみたが、ネット情報を集めれば同程度の書籍は簡単に出来上がると思える程度の内容。一応プロセッサの歴史が纏まっているのでざっと歴史を振り返るには読んでみても良いかも。全部読んでも数時間で読めるので。買…

藤原正彦「国家の品格」

著者の主張は主に欧米及びそれに追随してきた日本に対する批判であり、「古き良き時代」を取り戻そうといった内容。外国で評価される日本人は英語ができる人間ではなく、祖国について良く知っている人間だから日本の歴史をしっかり学ぶべきだという意見には…

日本経済新聞社 「ソニーとSONY」

日本を代表する企業であり、高いブランド力を持っていたソニーの業績が悪化した。それに伴い経営トップは出井信之からハワード・ストリンガーへと交代した。ソニーはSONYへとなったのか。出井ソニーはどこで間違い、ストリンガーはどこへ行くのかといった内…

梅田望夫「ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる」

タイトルの通りこれまでのWeb1.0からこれからのWeb2.0への進化の話。もともとはブログで書かれていたものを文庫化したもの。著者の梅田さんはITコンサルタントのようなことをしている方で10年ほどシリコンバレーで暮らしているらしい。Amazonの本の売り上げ…

ジョン・バッテル 「ザ・サーチ グーグルが世界を変えた」

Google Earthに感動し、Page Rankのような研究に憧れているうちにGoogleにかなり興味を持つようになった。ということでグーグル本を読んでみた。検索に興味を持ってこの本を読んだのか、この本を読んで検索に興味を持ったのか忘れたが、これを読んでGoogleと…

ルイス・V・ガースナー 「巨象も踊る」

個人的に経営者の書いた本を読むのが好きなこともあり、読んでみた。ガースナーは技術畑の人間ではないため、素人に技術について教える能力のある人間に助けられたと書いてあった。これからは技術者にもコミュニケーション能力、プレゼンテーション能力、つ…

財部誠一 「松下電器「V字回復」の本質 〜 組織はいかにすれば生まれ変わるか」

製品ごとに事業部で分けることの弊害について論じ、パナソニックとナショナルという形で分けることによるメリットについて触れられていたことが印象に残っている。VIERAの発表を劇的に行い、売る側の人間をとりこにしたというマーケティング戦略も興味深いと…