フォント

 LaTeX2eではフォントには次の5要素がある。

  • encoding

文字への番号の振り方。現在ではT1エンコーディングが一般的。\fontencoding{T1}\selectfontのように切り替える。

  • family

いわゆるフォント。通常、{\rmfamily …} または \textrm{…} で切り替える。欧文フォントではRomanがデフォルト。

  • series

weightとも言う。文字の線の太さのこと。通常、{\mdseries …} または \textmd{…} で切り替える。

  • shape

Upright、Italic等のバリエーションのこと。次のコマンドで切り替える。
Uprigt {\upshape …} または \textup{…}
Italic {\itshape …} または \textit{…}
Slanted {\slshape …} または \textsl{…}
SMALL CAPS {\scshape …} または \textsc{…}

  • size

文字の大きさ。通常、単位はptを使う。文字のサイズは通常、\fontsizeでは切り替えない。

たまたま必要になったので使い方をメモしておく。
とりあえず、\usepackage{timesnewx} としてパッケージを指定しておけば良いという噂。やってみてダメだったら更新しよう。