安冨歩、本多雅人著「今を生きる親鸞」




西洋的な考え方に疑問と限界を感じている今日この頃、本書の存在を知り購入しておいたものを読み終えた。


いくつか参考になることを学んだように思う。

  • 「他力」という概念。

安富歩氏著の「生きる技法」を読んだときにも感じたことだが、他者との関わりの中で生まれる流れ(これを「縁起」というらしい)の中で、流れに逆らわずagileにそしてleanに振る舞うことの重要さ。必要なのは本質的な流れを見極める力だろう。

これまであまり聞いたことの無い名前だったが、仏陀、竜樹、親鸞の流れを理解する上でスピノザを経由すると分かりやすいらしい。この辺りは東洋哲学と西洋哲学を統合的に理解する上で重要そうなので詳しく追いかけてみたい。


色々と良いきっかけが見つけられた気がするので良かった。