猪瀬直樹 「道路の決着」



「道路の権力」に次ぐ道路公団改革のノンフィクションストーリー。マスコミでは報じられることの無い真実や、民営化推進委員会内の人間関係がリアルに描かれている。実際に改革を行ったり、物事を動かす人の話を聞くといつも思うが、評論家のようにただ口を出すのは誰でもできる。マスコミ情報はあてにならない。何でマスコミはウソばっかり言って誰も責任取らないのかいつも不思議だし、テキトーなことばっかり言う人が堂々とテレビに出ている理由が分からない。結局この国には既得権益を持った人がたくさんいて、何かしようとすると誰かしら邪魔をする構造になっているんだと思う。それではなかなか国が良くならないのは誰でも分かると思うのだけど。。本当にがんばる人間がこの国にもっとたくさん増えて欲しいと思う。