佐藤優 「国家の崩壊」
ここのところ読み漁っている佐藤優の著作の1つ。
ソ連崩壊について歴史的及び思想的な観点で語られている。
記憶に残ったのは
- プーチンが大統領になったのはエリツィンが指名したからだと言うこと。
- タタール人の「タタール」はタルタルソースの「タルタル」と同じ語源でギリシャ神話のTartarosだということ。
- Tartarusは奈落の神で、タタール人というのは地獄から来た得体の知れない奴らという意味が含まれていること。
- 1991年にリトアニアで起きた「血の日曜日事件」で籠城した建物の中のような極度の緊張状態では人は以上な性欲に駆られること。
- ロシア人は酒やたばこを規制されると怒ること。
- ロシア人は消去法で政治を考えること。
- エリツィンはジャンパー姿のゴルバチョフを大衆に見せることによりゴルバチョフの権力を崩したこと。
佐藤優の著作もそろそろ飽きてきたかなと思う今日この頃。