最近のGoogleについて

最近、Googleはピークを超したんじゃないかと思っている。
売り上げとかは70%増とかしてるらしくて、Wall Streetの予想を上まったらしいが、最近のGoogleの勢いは鈍化してる気がする。
要するに、勢いの傾きが落ちている気がする。
今考えるとGoogleのピークは今から1年半ぐらい前、2005年の秋から初冬ぐらいだった気がする。
正確な時期は忘れたが、当時はGoogle EarthGoogle Docsが登場して、次々とイノベーションが生まれて、これからもこのもの凄い勢いが続いていくという印象だった。
Google Earthインパクトは自分にとっては相当激しくて、かなり感動したことはGoogle Earth version4が出たときに書いたブログ20060614:title=Google Earth version4]にも書いた。
Google Docsも、今後は今までのデスクトップアプリケーションと同等、もしくはそれ以上の物が全てフリーでオンライン化されていくという勢いを感じた。
それに比べると、最近のGoogle Appsにプレゼンテーションソフトが加わるというニュースは、1つ増えたと言うだけで大したインパクトではない。
最近のGoogleで面白いなと思ったのは、Searching without a queryというニュース。
これは、以前このブログにも書いたPersonal Semantic Search Agentの発想に非常に似ている。
大事なのは、探さなくても情報を提供してくれるということと、Personalize。
通常の検索のようにキーワードを入力してウジャッと候補を返すような情報の見つけ方がベストなわけはなく、向こうから来てくれる方が良いに決まってる。
ただ、大事なのは検索履歴をMachine Learningすることによってどこまでその精度を上げ、かつPersonalizeしてくれるかというところ。
Googleによれば、検索履歴を増やしていくと精度が上がっていきますよ、と言うことらしいが、実際はどーなることやら。
今後もGoogleが以前のように激しく成長し続けられるかどうか、注視していきたい。