安富歩 「生きる技法」



しばらく前に買った後に本棚に飾っておいた本だが、何となく気が向いて読んでみた。


本書で記憶に残ったのは、「自立とは依存すること」という考え方。
組織に依存せずに生きていけるようになることが目標だと思った数年前のことを思い出す。
Joi Itoもネットワークの中で生きながら必要なリソースはネットワークから調達するというようなことを言っていた。
Independentであることを強く意識し過ぎるとうまくいかないこともあるなぁと感じている今日この頃でもあるのでたまたま心に響いたのかもしれない。


依存することが自立というのはちょっと言い過ぎのような気もするが、困ったときに頼れる人がいるというのは良いと思う。