増田直紀, 今野紀雄 「複雑ネットワークの科学」




グラフ系の話を少し理解しておきたいと思い知り合いに紹介してもらって読み始めた本。全体的に書き方が平易で分かりやすかったのでこの分野にあまり詳しくない人は入りやすいと思う。


前半は入門的な内容なのですらすら読み進められる。中盤に多くの人が興味を持っているであろうスモールワールドの話などがあり、確率的なグラフモデルの話が始まるのでやや内容が高度になってくる。後半でより多様なグラフモデルの話になり読み飛ばしてるとよく意味が分からなくなってくる。


とりあえず一通り読んでだいたいどんな話なのかが分かった。全体的に細かい数式は追いかけずに読んでいたので後半いまいちちゃんと頭に入っていない部分があるが、それはまた気になったときに読み返そう。


Barabasiはどうも有名人らしいからLinkedも読もうかなと思うが、Amazon.co.jpだとやけに高いので、USに戻ったら約$10で売ってるAmazon.comで買ってこよう。