石田雄太「イチロー・インタヴューズ」

本屋でたまたま見つけたので読んでみた。

色々と心に響く言葉があり、当時を思い出すだけで寒気がするような、涙が出てきそうなものもあった。

特に考えさせられているのは、野球を自分のためにやるかチームのためにやるかという話。結論から言えば、イチローも現役時代の王貞治もその他のイチローが質問したトップの人たちも全員自分のためだという。自分のためにやることがいずれは色んなところに良い影響を及ぼすことをみんな知っているからだという。

自分としては自分のためにやるべきだという考え方には非常に賛成で、そもそもチームのために自分を犠牲にしていてはやりたくなくなってしまうように思う。ただ、それがソフトウェアエンジニアという職業に当てはまるのかと、自分にイチローレベルのプロフェッショナルと比べる能力があるのかがまだ分からない。