苫米地英人 「残り97%の脳の使い方」



本書の内容は基本的に付属CDのセミナーの内容と同じだが、まぁどちらの内容も興味深かったと思う。


要するに、人間は恒常性によって現状にしがみつきたがる傾向があるけど、目的を達成したいならば現状の外にゴールを設定して、現状の自分では不満足というか居ても立っても居られないような精神状況を作りだせば、これまで見えていなかったものが見えてきて自然と目的は達成できますよ、と言う話。

この辺を専門的に言うとホメオスタシスとかコンフォートゾーンとかエフィカシーとかスコトーマという単語が出てくる。


あと、印象に残ったルー・タイスの言葉をメモしておこう。
「すべての意味のある変化は内側か起こり、外側に発見的に広がる。」