大前研一著 「さらばアメリカ」
最近陰謀系の本ばかり読んでいたので、大前研一の「さらばアメリカ」をもう一度読んでみた。
以前読んだときは、アメリカの現状認識が悲観的すぎる印象だったが、今読むと当時の自分の認識が表面的過ぎたことを感じる。
アメリカ、カナダ、メキシコの融合というか統合にも言及しているが、当時はあまり印象に残っていなかったように思う。
ただ、将来への希望は今読んでも理想的すぎる印象を受ける。本書の中で大前研一が、オバマ大統領になり期待されているがそれでもアメリカの将来を悲観せざるを得ないと言っている理由がよく分かるようになった気がする。
しかし、大前研一の言う理想は素晴らしいと思うので、無理を承知でも実現を期待したいと思う。
以下を参考に速読スピードアップに成功を実感。