阿部芳裕著 「日本人が知らない恐るべき真実」




というタイトルだが、残念ながらほとんどの内容は知っていた。


基本的には、最終章で言いたいことを言うためのバックグラウンドをその前に説明し、最後に本題の地域通貨を提案するという感じ。


一つ興味深い内容を紹介しておくと、時間が経つと価値が減るお金。基本的に早く使わないと価値が減っていくので、巡回しやすい仕組みらしい。そうなると提供される物やサービスの質は低下しないのかなぁとも思うが。



それよりも印象に残ったのは、日本円の硬貨は日銀ではなく政府が発行しているということ。これは知らなかった。しかも、やりようによってはこれで借金返済できるということ。


実際にこれを行うとどういう影響があるのかは分からないしまだ考えてないが、ちょっと新しいと思った。