Postfix
まずは以下のようにPostfix本体とMTAを切り替えるための管理ツールをインストール。
system-switch-mailを起動すればMTAを切り替えられる。
Postfixの設定は主に/etc/postfix/main.cfで行う。
とりあえず、次の項目を設定すればOk。
- ホスト名とドメイン名
myhostname =
mydomain =
という感じで設定する。
ここで、ホスト名はFQDNで指定する必要がある。
- ローカルからのメールのドメイン名
myorigin = $mydomain
のように設定。
- 利用するインタフェース
Fedora Coreのデフォルトではlocalhostになっているが、このままだと外部からメールを受信できないため設定を変更。
inet_intefaces = all
又は
inet_intefaces = $myhostname
などと変更。
- 受信アドレス
配送されてきたメールのうちローカルだと判断するためのドメイン名を設定する。
例えば以下のように設定。
mydestination = $myhostname, localhost.$mydomain, localhost, $mydomain
- リレー許可アドレス
SPAMの中継ホストにならないようにリレーを許可するアドレスを指定。
例えば次のように設定する。
mynetworks = 192.168.11.0/8
ここで、/の右側はホストアドレスのビット数。
他にも色々設定できるが、詳しくは以下を参照。
メールサーバー構築(Postfix+Dovecot)
設定が完了したら以下のようにチェックを行い設定ファイルをリロードする。
ちなみに、inet_interfacesを変更をしたときはrestartが必要になる。
また、postfixの制御スクリプトは/etc/init.d/postfixに置いてある。
エイリアスの設定は/etc/aliasesで行う。
/etc/aliasesを変更したら、
newaliases
又は
postaliases /etc/aliases
として変更を反映。
Postfixを起動したらリレーが許可されていないかを以下のサイトでチェック。
SMTPサーバチェッカー
SMTPの動作確認は、/var/log/maillogと/var/log/messagesをtailしながらログをチェック。
時間合わせ
ntpdate -b time.nist.gov
としてタイムサーバにアクセスして時間を合わせる。
次に、以下のようにしてPCのハードウェア時計を合わせる。
/sbin/hwclock --systohc
次のようにしてデーモンで動かしてっくと時刻補正を行ってくれる。
ntpd
詳しくは以下を参照。
[http://tomo.ac/goodstream/server/ntp/linux/index.htm:title=ntp(タイムサーバ)の話題と実験
]